日本司法支援センター（法テラス）：募集情報

日本司法支援センター（法テラス）は、総合法律支援法に基づき、「あまねく全国において、法による紛争の解決に必要な情報やサービスの提供が受けられる社会」を実現することを目指して、国によって設立された法人です。

【通称「法テラス」について】
「法テラス」には、法律によってトラブル解決へ進む道を指し示すことで、相談する方々のもやもやした光を「照らす」という意味と、悩みを抱えている方々にくつろいでいただける「テラス」のような場でありたいという意味が込められています。

スタッフ弁護士とは
全国に設置された法テラス法律事務所に赴任し、勤務する弁護士です。民事・刑事を問わず、いわゆる「マチ弁」として業務を取り扱います。「近くに弁護士がいない」という司法過疎の問題だけではなく、様々な理由で法的支援につながることが困難な方々へのアプローチやサポートをする活動（司法ソーシャルワーク）にも取り組んでいます。
●スタッフ弁護士ドキュメンタリー動画「知られざる弁護士の道」はこちら

弁護士としてのスキルが身に付く
法テラスには、スキルアップのための制度が充実。若手であっても活躍できる環境を整えています。

養成制度
法テラス法律事務所への赴任前に「養成事務所」として日弁連の登録を受けた法律事務所で約１年間のOJTを受ける制度です。養成事務所には、スタッフ弁護士のOBOGが在籍している事務所も多数。基礎的なスキルアップだけでなく、赴任に向けた様々なアドバイスも受けられます。

研修制度
養成期間中だけでなく、年次に応じて様々な研修が受けられます。様々な法分野の基礎的な知識、実務的な思考や技術といった、若手弁護士が身に付けるべきスキルを習得することができます。また、裁判員裁判法廷弁護技術研修などの実践的な研修も豊富に受講できます。

安心のフォローアップ体制
赴任先の若手弁護士を支えるフォローアップ体制も充実しています。

業務支援室への相談
「初めて受ける分野の事件で、不安だ」
「依頼者への対応の仕方に困っている」
「ベテラン弁護士の経験を聞きたい」etc...

法テラスの業務支援室には、経験豊富な弁護士や社会福祉士・精神保健福祉士の資格を持つ支援員が在籍し、赴任先のスタッフ弁護士からの相談を受け付け、悩みに答えます。
赴任地から内線１本で、いつでも、何でも相談可能です。

メンター制度
赴任１、２年目のスタッフ弁護士には、法曹経験年数が10年を超えるスタッフ弁護士２名がメンターにつきます。受任事件の相談、キャリアに関する相談、生活に関する相談など、あらゆる不安を解消します。

執務環境の整備等
業務用PC、携帯電話及びポケットWi-Fiは無償貸与。
備品費、交通費その他事件処理にかかる費用は法テラス負担。
リーガルリサーチサービス（判例、電子書籍）導入。
弁護士賠償責任保険料は法テラス負担。
弁護士会費等は法テラス負担。

募集期間
＜78期司法修習生＞令和7年9月8日（月）〜同年10月24日（金）まで
＜経験弁護士＞随時受付中

採用時期
＜78期司法修習生＞令和8年4月1日（予定）
＜経験弁護士＞随時。具体的な採用時期については、面接の上、決定します。

契約形態
勤務契約（労働契約）

給与・手当等
「常勤弁護士等の採用及び職務等に関する規程」に基づき、給与（月給、同期の裁判官・検察官と同水準）を支給。各種手当あり。賞与は年２回（６・12月）。

勤務時間
専門業務型裁量労働制（みなし労働時間7.5時間）により柔軟な働き方が可能

休日・休暇
土・日曜日、祝日及び年末年始（12月29日から翌年1月3日まで）
年次有給休暇20日（初年度減あり）、特別有給休暇など

加入保険
厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険

●その他詳細な勤務条件等は募集要項（司法修習生又は経験弁護士）をご覧ください。
●採用説明会などのイベントや事務所訪問については、こちらをご覧ください。

応募方法
応募フォームへの入力後、必要書類を郵送（フォーム入力後２週間以内必着）

必要書類
募集要項（司法修習生又は経験弁護士）をご覧ください。

選考方法
(1) 書類選考
(2) 日本弁護士連合会の推薦選考面談 ※
(3) 法テラス本部面接 ※
（※ウェブ会議システムを用いて面接を行う場合があります。）